業務で使用するメールコミュニケーション

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20090217/324887/
のブックマークコメントを拝見していると、

  • ビット単価が十分下がっているので、ためておくコストは無視できる
  • メールを捨てるとか愚者の発想過ぎ

などあがっている。けど要点はそうではなくて、「コミュニケーションと情報共有/活用でツールを分けるべき」にあると思っている。*1


またブックマークコメントの視点はが組織(チーム)でなく個人主眼だとも感じる。
私自信もそう考えていた時期があったけど、いくら個人が情報溜め込んで同じ組織内で一目おかれるようなことがあってもしょうがないんですよ。
個人で情報をいくら活用できても、チームとして他のチーム(企業)を凌駕するような成果は期待しにくい。もし個々人が十分活用できたとしても、他人の情報も十分活用できる環境に対して競争力が劣ることも間違いないと思う。
世間がどれだけメール文化、コミュニケーションの手法について考えているかわからないけど、いまのうちに手を打つことができたら、ちょっと秀でることができる気がした。例えば

  • 適切に閲覧権限が設定できるとして、業務で使用するメールボックスはグループで共有する(アカウントは個別)
  • 組織内のメールへのデータ添付は一切禁止→データを公開する場所を適切に準備する

だけでも良い変化の兆しが見られるんじゃないかなぁ。

*1:著者が「メールは捨てるべきもの」なんて書くのも悪いが